【カメラを止めるな!】最初の37分間、席を立つな!
【映画情報】
・2018年公開
・上田慎一郎(監督)
・濱津 隆之(主演)
【あらすじ】
とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。本物を求める監督は中々OKを出さずテイクは42テイクに達する。そんな中、撮影隊に 本物のゾンビが襲いかかる!大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。
”37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル!”……を撮ったヤツらの話。
最初の37分間は正直、つまらない。
最初の37分間の感想は、「なんだこのB級映画、お金払って損したな。」といったところだ。なんでこんなに評価が高いんだ?と大分疑問に思った。
しかし本当に面白いのは、後半。客の度肝を抜く様な伏線の回収。
制作費と評価は比例しない、とこの映画監督が証明してくれた。
何も知らないまま見た方が面白い映画
これだけ映画が話題になってしまっている中、何も知らないままこの映画を見る事はかなり難しい話かもしれない。
私は幸運にも何も予備知識がない状態でこの映画を見ることが出来た。故にとても驚かされたし、面白く感じたのではないかと思っている。
ぜひこの映画を観に行く方は予備知識のない状態で映画を観に行って欲しい。
お腹を抱えて笑うこと、間違いなしだ。
【累 かさね】大切なのは中身ですか?いいえ外見です。
【映画情報】
・2018年公開
・松浦だるま(原作)
・佐藤祐市(監督)
・土屋太鳳、芳根京子(主演)
【あらすじ】
演技力はあるがブサイクな淵累が、母の遺産であるキスをすると対象者と顔を入れ替えることの出来るリップを手にし、大根役者だが類まれなる美貌を持つ丹沢ニナと入れ替わることで舞台に立ち、演じる喜びを知る。一方、ニナは名声を手にするも、顔を奪われ生きる価値を失ってしまう。正反対な2人が補い合い、奪い合い、大女優丹沢ニナを作り上げていく。
まず言っておきたいが、芳根京子は可愛い。
それなのに虐められるほど醜い役というのに最初非常に違和感を感じたが、それを忘れさせる程に芳根京子と土屋太鳳の演技力は素晴らしい。
作中で登場する2つの舞台「かもめ」と「サロメ」は世界的にも有名な舞台である。土屋太鳳が累の人格で演じる姿とニナの人格で演じる姿は、素人の私にも全く違って見えた。
土屋太鳳がこんなに演技派女優だという事を知らなかったばかりに、私はかなり衝撃を受けた。
中身<外見
誰も口にしない世界の真理とはこれではないだろうか。少なくとも私は中身で選ばれたことなどあまりない。
人は誰しも外見から入り、その後で中身を見る生き物だと思う。
この作品はそれを包み隠さず描いている。
まとめ
一言で言うと、主演の2人が素晴らしい!原作の漫画の暗い部分はそのままに、鮮やかな部分をより際立たせていると感じた。原作を読んだ人も楽しめる映画だ。
【オーシャンズ8】カルティエはどこ?美女8人の完全犯罪!
【映画情報】
・2018年公開
・ゲイリー・ロス(監督)
・サンドラ・ブロック(主演)
【あらすじ】
ダニー・オーシャンの妹、デビーは5年8ヶ月の服役の末に刑務所から出所した。出所時の面接で「二度と犯罪はしない。普通の生活を送りたい」と言っていたデビーだったが、出所後次々と服飾品を盗み出していった。
デビーはファッションの祭典、メットガラで高級な宝石を一挙に盗み出すという計画を立てていた。壮大な計画を実行に移すべく、デビーは次々と仲間を見つけていったが、彼女の目的は単に宝石を盗み出すことではなかった。
とにかく美女たちがかっこいい!!
色々な特技を持つ8人の美女達があらゆる方法で金品を盗み出す様はまさに芸術。
物語序盤のデビーが出所した途端、生活品を盗み捲るのがほんとに美しい!!!